エンジニアの腕が鳴る!医療機器開発のやりがい

フリーエンジニアが語る医療機器開発現場

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全ての技術者にチャンスがある医療機器開発

医療機器開発のやりがい

痒いところに手が届く

例えば、糖尿病患者が血糖値を測るのは毎日毎食の食前食後が原則です。これだけの回数を指に針を突き刺し続ける苦痛をどうにか和らげたい、という思いから「痛くない針」の開発に全力を尽くすといった話には、医療機器開発のエンジニアであれば、誰しも大きく頷くことでしょう。このように医療機器開発に携わるエンジニアには、医師や看護師に勝るとも劣らぬ情熱が溢れています。医師や看護師は、もちろん医療における専門的な知識やスキルを常に磨いています。しかし、それを効率的かつ安全に広く扱うことが出来るようになれば、患者にとっても医療現場のスタッフにとっても大きなメリットがあるのです。

医療現場におけるエンジニア

医療機器の開発エンジニアといえば、臨床現場のニーズから新しい機器の開発や既存の機器の改良を設計し、制作して現場に戻すというように、多くは医療スタッフとのコミュニケーションが欠かせません。必ずしも医療の専門知識を求められるわけではありませんが、少なくともニーズにぴったり対応する設計を細部に至るまで念入りに行って、患者に負担のかからないような工夫を追求する繊細さが求められるでしょう。医療機器を導入するのは医師や技師であっても、その使用により直接身体に影響を受けるのは患者であることを忘れてはなりません。もちろん国の支援が医療の方向性を左右する面も大きく、不況下には予算を圧縮される一方で、景気が上向けば予防治療に向けた研究開発を推進するという波を繰り返しています。そして一度現場に医療機器を導入すれば、それを日々患者に使用するため、アフターサービスとしてのメンテナンスは欠かせません。従って必要とされるエンジニア像には若干の相違もあり得ますが、必然的にエンジニアの需要は絶えることが無いと言えるでしょう。

現代版レオナルド・ダ・ヴィンチ

ヨーロッパの歴史に「万能の人」としてその名を留めるレイナルド・ダ・ヴィンチが、ヴェネチアと戦争中であったミラノ侯に仕える際に、軍事エンジニアとして自らを売り込んだというのは有名な話です。敵と味方の兵力や地形等から様々な兵器を考案したとされており、膨大なメモを残したと伝えられています。現代版ダ・ヴィンチとして、ふさわしい医療機器を開発して医療スタッフに提案し、アフターケアを行いながら直接フィードバックを受けるという環境には、大きなやりがいを感じることが出来るでしょう。技術革新のスピードは速く、また医療現場におけるニーズも様々です。現場の動向を敏感に掴みながら自らの強みを磨くことで、サービスエンジニアからセールスやセールスマネジャーへとキャリアをつなぐ今後の道筋も見えて来るかもしれません。

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